■冬のカタログについてお詫びと訂正
吉田酒造について
米と生きる郷酒蔵「白龍」
~目が届く・手が届く・心が届く~
永平寺の自然。大地、水、そして風土。一粒ひとつぶにその全てが凝縮された白龍の米。
雪に蓋をされ深い眠りについた田が春の訪れとともに目を覚まし、耕され、清冽な水が引かれ、新たな命が植えられる。
白龍の酒造りは、ここから始まる。
目が届くと言う事は、米から作るということ。
手が届くと言う事は、自ら丹精込めて米を育てるということ。
心が届くと言う事は、天候により毎年変わる米の生い立ちを知り、その繊細な素性を見極め、匠の技でその年の米の持つ素晴らしい個性を最大限に引き出すということ。
それは、土にまみれ、自然と対話してきた者だけに与えられる特権。
米に命のドラマがあるように、酒にも命がある。命のドラマは営々と繰り返されるが、その表情は毎年違う。
一年一年、唯一無二だ。
そこにこそ、期待と感動がある。
この小さな宝石の様な永平寺の大地の雫をふるさとに、日本全国に、そして世界の日本酒を愛する人々に届ける。
深い味わいの向こう側に、この命の水を育んだ美しい風土が見えるような盃を重ねる度に、どうしても一度は訪れたいと思ってもらえるような、米と生きる郷酒蔵こそが、白龍です。
6代目蔵元 吉田智彦
6代目蔵元、吉田智彦のこの想いこそが、永平寺テロワールの原点です。
永平寺テロワールから醸される郷酒とは、米・水・土の大自然と人にこだわった自然の生かし方です。この原点を大事に、お客様にお喜びいただき、盃の向こうに白龍の酒蔵、田圃の広がる風景を想ってもらい、訪ねていただけるように邁進してまいります。
蔵元 吉田由香里
弊社は、今から210余年前の文化3年(1806年)上志比の庄で酒造りを始めました。
永平寺テロワールで生産量を追わず、風土から来るおいしさを極めるために、手造りによる丁寧な酒造りを行っています。麹は全量手造り、米洗いも限定吸水、仕込みごとの個性を大切に、米と水の力を最大限にいかす郷酒は、
「明日への力水」で「濃醇できれいなお酒」を目指します。
そして、真摯に米作り、酒造りの進化に尽力します。
経営理念
「人財創造」
吉田酒造の唯一最大の財産は、吉田酒造を支えてくれる社員です。
弊社は、社員を育て、社員とともに歩み、社員とともに喜びを分かち合う会社です。
ともに、理念と価値観を共有し、社員一丸となって目的とヴィジョンを達成し、喜びを分かち合える企業を目指します。
経営目的
永平寺の水・米・土・人で醸した吉田酒造ならではの郷酒を継承し、高品質・高品格な酒造りを通して。
- 世界中の人々の暮らしに潤いと豊かさをお届けします。
- 地域社会の人々、風土自然に感謝し、共に未来の発展を創造します。
会社概要
社名 |
吉田酒造株式会社 |
---|---|
所在地 |
〒910-1325 福井県吉田郡永平寺町北島7-22 |
代表取締役 |
吉田 由香里(よしだ ゆかり) |
創業 |
文化3年(1806年) |
事業内容 |
清酒「白龍」「游」「DRAGON KISS」製造及び小売。 |
社員数 |
10人 |
蔵元ごあいさつ
〈蔵元〉吉田 由香里
みなさん、こんにちは。7代目蔵元、そして真子杜氏の母、吉田由香里です。
先代の夫・智彦が蔵元を継いだとき、私たちは福井県で出荷量が一番少ない蔵と言われていました。小さくても良い酒を造る。そのためには、良い酒米を作ること。そしてよい酒米を作るためには土作りからだと、私たちは土作りからはじめました。あれから30年ほど、永平寺の大地と米と向き合い続けています。
2018年から、次女の真子が酒造りのタクトを取ることとなりました。先代が築いた土台の上に、今、若い世代が白龍の酒造り、米作りの新しい未来を描こうとしています。
先代と私が育んできた夢。永平寺町の自然と人と共に生きる、郷酒蔵が目指す『永平寺テロワール』は、新しいステージの幕開けを迎えようとしています。
どうぞ、よろしくお願い致します。
酒蔵見学について
少人数で酒造りを行っている蔵ですので、酒蔵見学はお断りさせていただいております。ただし、毎年春頃に開催する「酒蔵まつり」の時だけご見学いただけますので、ご興味のある方は酒蔵まつりの時お越しください。何卒宜しくお願いします。
※youtubeにて蔵見学同様の、動画を公開しております。